脊柱管狭窄症の前段階？変形性脊椎症とは
東淀川区淡路で唯一の自然派施術を心がける
慢性腰痛専門 整体院 旬 院長の植月です。
変形性脊椎症とは
脊椎（背骨）の劣化や変形を伴う疾患で
一般的には加齢や長期間の脊椎への負担で
引き起こされます。
脊椎には、
体の安定性と柔軟性を保つ役割がありますが、
加齢とともに脊椎各部の組織が変性し脊椎の
機能が低下することで【変形性脊椎症】が発生します。
今回の記事では、
変形性脊椎症の原因・症状・診断・治療方法
について解説していきます。
ー目次ー
・椎間板の変性
・骨棘の形成
・関節の変形
・頚部痛
・腰痛
・神経症状
・運動制限
・病院での治療法
・整体院旬での治療法
1.原因
変形性脊椎症の多くは、腰部と頚部（くび）に起こりますが
稀に胸椎部分に起こることもあります。
椎間板の変性
椎間板とは、衝撃を吸収する役割が加齢や長期間の負荷により
中の水分量が減ることで椎間板の厚みが減少します。
結果、脊椎の安定性が損なわれます。
骨棘の形成
骨棘（こつきょく）とは、関節周囲に形成される骨の突起です。
上記の椎間板の変性や脊椎の不安定性が続くと、
関節面の骨が肥大増殖し次第に固くなることで「棘」を形成します。
形成されると、棘ですので周り当たると痛みを発生させそれだけでなく
周囲の神経組織や血管を圧迫し痛みや神経症状引き起こします。
関節の変形
椎骨同士の間の関節部分の骨が変形し可動域などの制限が起こります。
これにより、脊椎の柔軟性が低下し痛み・運動制限が発生します。
2.症状
症状は人によりさまざまで痛みに関しても強い人弱い人がおられます。
今回は、代表的な症状を挙げていきます。
腰痛
腰椎部分に変形性脊椎症が発生した場合、
腰部や臀部（お尻）で痛みを感じることがあります。
痛みは慢性的にあり特に長時間の座ったり、体を動かしたりすることで
症状が悪化します。
頚部痛（くび）
頸部に変形性脊椎症を発生させた場合に頚部に痛みを感じます。
頭を動かすことや長時間の同時姿勢でいることで症状が悪化することがあります。
神経症状
変形性脊椎症により周囲の神経を圧迫すると
痺れや筋力低下が出現します。
運動制限
脊椎の変形や関節の変形が起こるとそれにより、
可動域が制限されることがあります。
腰椎や頚椎の変形により脊柱が狭まると脊柱管狭窄症と呼ばれ、
腰部で起こると腰部脊柱管狭窄症と言い長時間の歩行が困難になります。
変形性脊椎症の症状は、
進行性なので、痛みや痺れ、運動制限が徐々に悪化する場合もあります。
症状の程度や進行度合いは個人によって違うので
早期の診断・治療が必要になります。
診察・検査
レントゲン撮影
脊椎の変形・骨棘・関節の変化などをレントゲン撮影を行い確認します。
MRI
より詳細な画像検査を行い軟部組織・神経組織の評価に役立ちます。
上記検査は変形性脊椎症以外の他に重大な疾患が隠れていないかの
検査に役立ちます。
4.治療方法
症状の状態により治療のアプローチ方法が変わります。
病院での治療法
投薬では、痛みの管理で抗炎症薬（NSAIDs）・痛み止めなどの処方
理学療法では電気療法や温熱療法、ストレッチ。
杖やコルセットなどの補装具を使用し補助をする。
または、外科手術が行われています。
整体院旬での治療法
軽度・中等度の場合は徒手療法で重症に移行
または、病院で勧められた患者様に対して手術を回避できるよう施術を行います。
問診
症状の詳細な聴取を行います。
症状の特徴や発症時期、進行具合などを詳しく聞きます。
身体的評価
姿勢・歩行・関節の可動域・筋力や筋肉の緊張具合
そして理学検査などを通して原因となる箇所の特定を行います。
他院との最大の違いは
詳細な問診・検査を行い根本的な痛みの原因を導き出してから
身体の調整を行なっていきます。
西洋医学と東洋医学を組み合わせた統合治療を基本とし、
身体の負荷が少なく効果を最大限に引き出せます。
5.まとめ
変形性脊椎症には、
加齢や姿勢からくる高負荷が脊椎へかかり変形してしまうことです。
症状は、
首から腰にかけての痛みや痺れが出現する人もいれば
そういったことが全くない人など様々あります。
痛みを放置し進行すると
脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアといったものへ発展します。
早期に発見・治療を行うことで
治癒・症状の進行を止めより重症化することを手術に至ることを防ぎます。
お身体で困ることがある方は辛いことを我慢する必要はありません。
少しでも良くなりたい、楽になりたいと思われた方は
LINEにて無料相談も受け付けておりますのでご相談ください。
整体院 旬 植月達也
