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  • 2023/04/01
    肩こり

    【五十肩 激痛】原因と予防

    五十肩の原因と予防

    「以前に左肩が五十肩になったことがあり,
     今,右肩がそのときに似た痛みが出始めて
     います。左肩の時が大変だったので,どう
     にか予防したいのですが...」

    この様な相談を受けることがあります。

    数値的にも20%前後,5人に1人ぐらいの割合で
    片方が発症した後に逆側も発症するというデータもあります。

    1回起こってしまうと何ヶ月または年単位の
    治療期間が必要になることがあります。

    五十肩の予防法

    効果が証明された予防法はありません。

    発症のメカニズムから考えたセルフケアや
    五十肩になりやすい人の傾向というのは確実に存在します。

    対策をすることで五十肩発症のリスクの軽減につながります。

    このメカニズムから考える場合のキーワードが二つあります。

    ・腱板筋力低下
    ・線維化

    腱板の筋力低下・線維化

    前回の五十肩の概要の記事でも書いていますが,
    痛みを発症する場所として腱板疎部があります。

    腱板と呼ばれる4つの筋肉

    棘上筋
    肩甲下筋
    棘下筋
    小円筋

    他の筋肉と比べて薄く筋力がとても弱い筋肉です。

    40代50代になると筋力が極端に落ち、肩を動かすのに負担がかかりやすくなり
    守ってくれる筋肉のない腱板疎部に痛みが起こります。

    線維化のイメージは「線維化≒硬く肥厚」です。

    守るものがないかつ度重なる肩周囲への負担で
    きちんと修復が行われない時に線維化は起こります。

    腱板のトレーニング

    弱ってきたものを再び運動することで鍛えて
    肩の動きを安定させ肩周囲の負担を減らします。

    繊維化の予防

    繊維化が起きると肩の外旋の動きが制限されます。
    日頃から肩関節の外旋の動きを行い可動域の維持をします。

    なりやすい人

    五十肩になりやすい傾向にある人は糖尿病を罹患している人です。

    糖尿病は免疫力をはじめ,体の回復機能を軒並み低下させます。
    なので,度重なる損傷に耐えられずに発症します。

    まとめ

    今回は五十肩の予防についてお話しさせていただきました。

    明確な治療法は確立されていませんが,
    予防・痛みの軽減早期治療という意味では必ず役に立つ情報です。

    次回は,腱板のトレーニングの詳しい内容をお伝え致します。
    ぜひ合わせてお読みください。

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