歩くごとに悪化する坐骨神経痛
よく,足や腰が痛いのは筋力が弱っているからで,
お医者さんに,歳のせいだととか毎日しっかり歩きないなさいと言われたことはありませんか?
その結果,
・良くならなかった
・ひどくなった
・よくなる事を諦めた
などのお声を良く耳にします。
そういった方はぜひ,この先も読んでみてください!
坐骨神経痛が悪化する原因
まず,どうして歩けば歩くほど症状があっっかするのか?
結論から申しますと,姿勢が悪いからです。
どう姿勢が悪いのかを順をおってご説明します。
姿勢不良を作る筋肉
ここで取り上げる筋肉は3つ!
・腓骨筋
・後脛骨筋
・小指内在筋
耳にしたこともない様な筋肉名だと思いますが,良い姿勢を維持する上では欠かせません。
:腓骨筋
膝下についていて支える役割があります。
ここが機能していないと体重が足底の外側に乗り過ぎてしまし,骨盤が後ろに倒れがり股になります。
:後脛骨筋
すねの内側から親指側の足首までついています,
ここが機能していないと体重は足底の内側に乗り過ぎてしまい,骨盤は前に倒れ反り腰になり内股になります。
:小指内在筋
腓骨筋につながり,足底から足の小指までついています。
ここが機能しないと足底内側のアーチが高くなりさらに外側に体重が乗りやすくなります。
上記3つの筋肉が働いていないことで骨盤が前や後ろに傾いてしまい,その上部にある腰椎が弯曲
慢性的な腰痛や坐骨神経痛を引き起こします。
腰痛・坐骨神経痛歩けば歩くほどに悪化
腰痛や坐骨神経痛が歩くごとに悪化していくのはなぜか,不良姿勢で歩くことを続けているからです。
つまり,前述した様な筋肉が弱り骨盤が傾いたままで歩くことで,骨盤から大腿骨につく梨状筋や中臀筋という
お尻周りの筋肉も硬くなりどんどん腰痛・坐骨神経痛を悪化させます。
付随する膝の痛み
この坐骨神経痛の悪化する歩き方を続けていると,膝下の構造も不安定になってくるため
O脚を促進され膝の痛みにつながります。
構造の正常化
3つの筋肉を緩めることで体本来が持っている能力を取り戻し構造が正常化します。
腰椎・骨盤・股関節の一部も修正されるのでお尻の筋肉(梨状筋・中臀筋)の癒着もはがれ緩むので
坐骨神経痛も解消します。
こうなれば歩いても悪化することはありません!!
そして,坐骨神経痛が解消することで,膝下の構造が安定してつながっている膝の構造も良くなります。
結果,O 脚も起こらなくなり膝の負担も軽減するため変形性膝関節症も予防できます。
そしてそして,ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれ,心臓のようなポンプ機能も持っているので,
ここが正常に働くと下半身も老廃物のむくみも解消してくれます。
まとめ
ただ歩けば良くなることはありません。
正常な状態で良い歩行をする事が重要です,そのためには今回ご紹介した膝下の筋肉
を緩める必要があります。
しっかり緩めて,腰痛・坐骨神経痛を予防しましょう!
セルフケアについてはYouTubeで取り上げていますのでぜひご覧ください。